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フィラクス(PHYLAX)の使い方|スマホで解くハラスメント研修と管理画面を画面つきで紹介

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はじめに

「ハラスメント研修は年に一度やっている」という会社は少なくありません。ただ、受講した従業員が内容をどこまで理解したのか、管理職が現場で正しく判断できるのかまで確かめている会社は、そう多くないのではないでしょうか。

研修を「やったつもり」で終わらせないためには、理解度を測り、その記録を残す仕組みが必要です。この記事では、ハラスメント・コンプライアンス・メンタルヘルス対策クラウド「フィラクス(PHYLAX)」の使い方を、受講者の画面と管理画面に分けて紹介します。

フィラクス(PHYLAX)とは

フィラクス(PHYLAX)とは、ハラスメント・コンプライアンス・メンタルヘルスの学習と診断を、ひとつの管理画面で進められる法人向けのクラウドサービスです。正式名称は「AIフィラクスクラウド」で、コウヘイデザイン株式会社が運営しています。名前は、ギリシャ語で「番人・守護者」を意味する言葉に由来します。

項目内容
サービスの種類法人向けクラウドサービス(SaaS)
対象企業・法人(規模は問いません)
学べる領域ハラスメント・コンプライアンス・メンタルヘルス
学習の形式設問に答え、解説を読む形式。「従業員向け」と「管理職向け」に分かれる
使える端末スマートフォン、パソコン(ブラウザで利用)
管理機能受講状況、理解度、部署ごとの弱点、未受講者、メンタルヘルスのアラート
監修法務領域は弁護士、メンタルヘルス領域は精神科医
運営コウヘイデザイン株式会社

使い方① 受講者はスマホで1問ずつ解く

受講者(従業員・管理職)は、スマホやパソコンからログインして、設問に1問ずつ答えます。会議室に集まる必要はありません。

受講の流れ

  1. ログインする:会社から発行されたアカウントでログインします。
  2. テーマを選ぶ:パワハラ、セクハラ、カスハラなどのテーマから、受講するものを選びます。
  3. 場面を読んで答える:職場で実際に起こりそうな場面を読み、選択肢から答えを選びます。
  4. すぐに解説を読む:答えると、正解かどうかと解説がその場で表示されます。
  5. 結果を確かめる:テーマを解き終えると、理解度がスコアで表示されます。

「すぐに解説」が学びを深める

フィラクスの設問には、すべて解説が付いています。正解だけでなく、他の選択肢がなぜ適切でないのかまで説明しています。さらに、回答ごとに生成AIが判断の理由を解説します。

たとえば、管理職向けのセクハラの設問に、次のようなものがあります。

設問:部下をほめて職場の雰囲気をよくしたい。声のかけ方として最も適切なものは?

正解:仕事の進め方や成果など、業務上の行動を具体的にほめる

解説:容姿や体型への言及は、ほめるつもりでも受け手によっては不快に感じられ、繰り返されると就業環境を害する性的な言動に当たり得ます。

行動指針:ほめるときは、容姿ではなく仕事の中身に着目してください。

「これはダメ」と覚えるだけでなく、「なぜダメなのか」「代わりにどうすればよいか」まで分かるため、現場での行動につながりやすくなります。

従業員向けと管理職向け

対象問うこと例
従業員向けその言動がハラスメントやコンプライアンス違反に当たるか同僚へのこの一言は問題になるか
管理職向け管理職として、その場面でどう対応するか部下から相談を受けたら、まず何をするか

管理職向けは、ハラスメント7種とコンプライアンス10種で合計340問あり、すべて弁護士が監修しています。管理職向けの詳しい内容は、管理職向け設問の記事で紹介しています。

外国籍の従業員にも

設問・解説・結果は、日本語以外の言語でも表示できます。外国籍の従業員がいる職場でも、同じ内容を母国語で学べます。

使い方② 人事・総務は管理画面で確かめる

人事・総務の担当者や経営者は、管理画面で、誰がどこまで理解しているかを確かめられます。研修の記録を手作業でまとめる必要はありません。

管理画面で分かること

画面の項目分かること
受講完了率登録した従業員のうち、何割が受講を終えたか
平均理解度会社全体の理解度の平均
部署ごとの理解度どの部署が、どのテーマでつまずいているか
未受講者まだ受講していない従業員の一覧
受講の記録受講日時、回答内容、理解度(自動で蓄積)
相談・アラート一覧高ストレスの兆候、重大な内容を含む回答、相談リクエストとその対応状況

理解度は4段階で示される

理解度のスコアは、次の4段階で表示されます。受講者の画面、管理画面、出力する帳票で、同じ基準を使います。

段階スコア
十分90以上
実務75〜89
基礎60〜74
要復習59以下

「パワハラの理解度が低いのはどの部署か」が分かれば、その部署の管理職と話し合う、学び直しをお願いするなど、次の手を打ちやすくなります。

メンタルヘルスチェックも同じ画面で

メンタルヘルスチェックでは、高ストレスの兆候や重大な内容を含む回答を自動で検出し、管理画面に一覧で表示します。従業員からの相談リクエストも確認できるため、面談では言い出しにくい声に気づくきっかけになります。

閲覧できる範囲は、一般・管理者・運営の3段階の権限で分けられます。相談者のプライバシーを守りながら運用できます。なお、相談窓口の設置と運用、個別の事案への対応は、導入企業が行う部分です。

記録を帳票として出力する

有料契約後は、受講の記録をPDF帳票やCSVとして出力できます。年次の実施報告、取引先からの調達アンケートへの回答、採用サイトでの発信などに使えます。問題が起きたときに「会社として教育をしていた」ことを示す材料にもなります。

フィラクスで学べる内容

フィラクスでは、企業に求められるハラスメント対策とコンプライアンス研修のテーマを幅広く扱っています。

領域テーマ
ハラスメント(7種)パワハラ、セクハラ、マタハラ、ケアハラ、カスハラ、就活セクハラ、モラハラ
コンプライアンス(10種)SNS・情報発信、情報漏えい・機密管理、利益相反・贈収賄、取引の適正化、労働法令、個人情報、AIリスク・著作権、内部通報・公益通報、反社会的勢力・マネーロンダリング、国際コンプライアンス・輸出管理
メンタルヘルスメンタルヘルスチェック(高ストレスの兆候の検出、相談リクエスト)

2026年10月に事業主の義務に加わったカスハラと就活セクハラも、テーマに含まれています。また、厚生労働省が公開している業種別のカスハラ対策マニュアルなども、追加費用なしで閲覧できます。

集合研修や動画のeラーニングとの違い

ハラスメント研修の方法には、講師を招いた集合研修、動画を見るeラーニング、フィラクスのような設問形式のクラウドサービスなどがあります。それぞれに向き不向きがあるため、一般的な特徴を比べると次のようになります。

比べる点集合研修動画のeラーニングフィラクス
受講の場所と時間日時と場所をそろえるいつでもどこでもいつでもどこでも(スマホ可)
理解度の把握テストを別に用意する必要がある視聴の有無が中心になりやすい設問ごとに理解度が残る
記録の整理出席簿などを手作業でまとめるサービスによる自動で蓄積される
質問や対話その場で講師に質問できる難しい解説を読む形。対話は社内で補う

集合研修には、講師とのやり取りや参加者同士の話し合いという良さがあります。フィラクスは、「全員の理解度を測り、記録を残す」ことに向いています。集合研修と組み合わせて使うこともできます。

人事・総務と経営者にとっての価値

人事・総務の担当者にとって

  • 研修の日程調整や会場の手配がいりません。
  • 受講の記録を手作業でまとめる必要がありません。
  • 未受講者が一覧で分かるため、督促する相手がすぐに分かります。
  • 新入社員や異動者も、入社や異動のたびに受講してもらえます。
  • 社員の登録作業が負担な場合は、登録の代行入力も有料オプションで用意しています。

経営者にとって

  • 教育の記録が会社を守る材料になる:社内でハラスメントが起きたとき、「会社として何をしていたか」が問われます。受講の記録は、その問いに答える材料の一つになります。
  • 管理職の判断のばらつきが見える:管理職向けの設問の結果から、社内で判断がそろっていないテーマが分かります。
  • 離職や休職の前に気づくきっかけになる:メンタルヘルスチェックのアラートや相談リクエストから、従業員の変化に早めに気づける可能性があります。
  • 取引先や求職者への発信に使える:受講率などの記録は、取引先の調達アンケートや採用サイトでの発信にも使えます。

ただし、フィラクスを導入しただけで、法律で求められる措置がすべて完了するわけではありません。フィラクスが担うのは、教育と周知、その記録です。相談窓口の運用や、問題が起きたときの対応は、導入企業で行う必要があります。

フィラクスの料金

フィラクスの料金は、登録する人数で決まる月額制です(税別)。

登録人数月額(税別)
〜20名5万円
〜100名10万円
〜200名20万円
〜300名30万円
300名超要相談

社員の登録代行入力や、自社マニュアル・就業規則の搭載などは、別途オプションです。最新の料金は公式サイトの料金プランでご確認ください。

まずは3ヶ月無料で試せる

企業・法人の方を対象に、3ヶ月無料トライアルを受け付けています。

項目内容
対象企業・法人(規模は問いません)
期間3ヶ月
登録人数最大20名
使える機能学習・診断・管理画面をすべて利用できます(PDF帳票・CSV出力は有料契約後)
終了後自動で有料プランへ移行することはありません

無料期間中に何を確かめればよいかは、ハラスメント対策は、フィラクスの3ヶ月無料トライアルで試してからで詳しく紹介しています。

導入の流れ

  1. お申し込み:お電話(24時間受付)または公式サイトのフォームからお申し込みください。
  2. 担当者からのご連絡:利用の目的や人数をうかがいます。
  3. 管理者と社員の登録:管理者を登録し、受講する社員を登録します。
  4. 受講開始:社員はスマホやパソコンから受講を始めます。
  5. 管理画面で確認:受講状況や理解度を確かめ、必要に応じて学び直しや管理職との話し合いにつなげます。

無料トライアルでは、1ヶ月目の終わりに、受講状況や理解度をもとにした中間報告も行います。

よくある質問

Q. フィラクス(PHYLAX)とは何ですか?

ハラスメント・コンプライアンス・メンタルヘルスの学習と診断を、ひとつの管理画面で進められる法人向けのクラウドサービスです。正式名称は「AIフィラクスクラウド」で、コウヘイデザイン株式会社が運営しています。

Q. スマホで受講できますか?

はい。受講者はスマートフォンやパソコンから、設問に1問ずつ答える形で受講できます。

Q. 動画を見るeラーニングとは何が違いますか?

フィラクスは、設問に答えて解説を読む形式で学びます。回答ごとに理解度が記録されるため、「受講したかどうか」だけでなく「どこまで理解したか」まで把握できます。

Q. 管理職研修にも使えますか?

使えます。学習とテストは「従業員向け」と「管理職向け」に分かれています。管理職向けは、ハラスメント7種・コンプライアンス10種の合計340問で、すべて弁護士が監修しています。

Q. 料金はいくらですか?

登録人数で決まる月額制で、20名までの場合は月額5万円(税別)です。100名まで10万円、200名まで20万円、300名まで30万円で、300名を超える場合は要相談です。

Q. 中小企業や少人数の会社でも使えますか?

使えます。企業・法人であれば規模は問いません。料金は20名までのプランから用意しています。

Q. 無料で試せますか?

企業・法人の方は、最大20名まで3ヶ月間無料で試せます。終了後に、自動で有料プランへ移行することはありません。

Q. 導入すれば、法律で求められる措置は完了しますか?

いいえ。フィラクスが担うのは、教育と周知、その記録です。相談窓口の運用や、問題が起きたときの個別の対応は、導入企業で行う必要があります。

まとめ

フィラクス(PHYLAX)は、受講者がスマホで1問ずつ答え、すぐに解説を読んで学ぶ法人向けのクラウドサービスです。人事・総務の担当者は、受講状況や部署ごとの理解度を管理画面で確かめられ、受講の記録は自動で残ります。

ハラスメント研修を「やったつもり」で終わらせず、理解度を測って次の手を打てることが、フィラクスの大きな特徴です。従業員向け・管理職向けの学習、コンプライアンス研修、メンタルヘルスチェックまで、ひとつにまとまっています。

企業・法人の方は、最大20名まで3ヶ月無料でお試しいただけます。終了後に、自動で有料プランへ移行することはありません。

この記事について

  • 運営:コウヘイデザイン株式会社
  • 監修:弁護士(法務領域)、精神科医(メンタルヘルス領域)
  • 公開日:(2026年10月24日)
  • 記事内の画面はイメージです

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